2011年11月21日
老いの才覚
曽野愛子氏の「老いの才覚」を読んでいます。
どこから読んでも、安心させられる文章に出くわす楽しい本です。
ときどきページをめくっています。
そこで最後に紹介されている詩をここに書き留めておこうと思います。
『神 われらと共に』-浜辺の足跡ー アデマール・デ・パロス (ブラジルの詩人)
夢をみた、クリスマスの夜。
浜辺を歩いていた、主と並んで。
砂の上に二人の足が、二人の足跡を残していった。
私のそれと、主のそれと。
ふと思った、夢のなかでのことだ。
この一足一足は、私の生涯の一日一日を示していると。
立ち止まって後ろを振り返った。
足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている。
ところが、一つのッことに気づいた。
ところどころ、二人の足跡ではなく、
一人の足跡しかないのに。
私の生涯が走馬灯のように思い出された。
なんという驚き、一人の足跡しかないところは、
生涯でいちばん暗かった日とぴったり合う。
苦悶の日、
悪を望んだ日、
利己主義の日、
試練の日、
やりきれない日、
自分にやりきれなくなった日、
そこで、主のほうに向きなおって、
あえて文句を言った。
「あなたは 日々私たちと共にいると約束されたではありませんか。
なぜ約束を守ってくださらなかったのか。
どうして、人生の危機にあった私を一人で放っておかれたのか、
まさにあなたの存在が必要だった時に」
ところが、主は私に答えて言われた。
「友よ、砂の上に一人の足跡しか見えない日、
それは私がきみをおぶって歩いた日なのだよ」

どこから読んでも、安心させられる文章に出くわす楽しい本です。
ときどきページをめくっています。
そこで最後に紹介されている詩をここに書き留めておこうと思います。
『神 われらと共に』-浜辺の足跡ー アデマール・デ・パロス (ブラジルの詩人)
夢をみた、クリスマスの夜。
浜辺を歩いていた、主と並んで。
砂の上に二人の足が、二人の足跡を残していった。
私のそれと、主のそれと。
ふと思った、夢のなかでのことだ。
この一足一足は、私の生涯の一日一日を示していると。
立ち止まって後ろを振り返った。
足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている。
ところが、一つのッことに気づいた。
ところどころ、二人の足跡ではなく、
一人の足跡しかないのに。
私の生涯が走馬灯のように思い出された。
なんという驚き、一人の足跡しかないところは、
生涯でいちばん暗かった日とぴったり合う。
苦悶の日、
悪を望んだ日、
利己主義の日、
試練の日、
やりきれない日、
自分にやりきれなくなった日、
そこで、主のほうに向きなおって、
あえて文句を言った。
「あなたは 日々私たちと共にいると約束されたではありませんか。
なぜ約束を守ってくださらなかったのか。
どうして、人生の危機にあった私を一人で放っておかれたのか、
まさにあなたの存在が必要だった時に」
ところが、主は私に答えて言われた。
「友よ、砂の上に一人の足跡しか見えない日、
それは私がきみをおぶって歩いた日なのだよ」

2011年03月03日
ツキを自分のものに
僕もツキをつかもう。
明日からはスタッフと毎朝、ハイタッチ!「今日はツイてるゼェ~~!!」
「ツキの流れはこうして変える」
西田文郎(サンリ会長)
『致知』2011年3月号
特集「運とツキの法則」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201103_pickup.html#pick1
────────────────────────────────────
ミスした時、あるいはピンチに陥った時、
どういう行動を取るかも、ものすごく重要です。
以前、東レの女子バレーボール部の指導に
入ったことがあるのですが、
例えばスパイクを決められて一点取られた。
普通、「あぁ、決められた」と天を仰いだり、
「ドンマイ」と肩を叩いたり、
要するにマイナスの動作をするんです。
しかし、そういう動作を一切禁止にして、
一点取った時と同じ動作をしろと。
要するに、相手に決められても、
「よし!」とか、ハイタッチとか
ガッツポーズをしろと指導するんです。
ネット越しに気と気をぶつかり合わせて戦っていますから、
点を取られたのにガッツポーズしていると、
相手チームは気持ちが悪いんですよ。
また、自分たちも
「これはマイナスじゃない。まだまだいける」と脳が錯覚する。
そうやって、動作によってツキの流れを
相手に渡さないようにするんです。
超一流選手はこのことを本能的レベルで理解していますね。
イチローとか松井は、三振して
「あーあ」みたいな弱気な動作は絶対取りません。
ビジネスの世界でも、ミスをしたり叱られた後に、
シュンとしたりふてくされたりせず
「よし!」と振る舞う(笑)。
そうすると、自分の脳も肯定的な働きになるし、
上司にも「おお、あいつはなかなか見所がある」
と期待されます。
やっぱり、すべてのツキの始まりは
周囲に期待されることからなんですよ。
同じように、経営者も社員に期待される存在にならないと
絶対に会社は発展しません。
明日からはスタッフと毎朝、ハイタッチ!「今日はツイてるゼェ~~!!」
「ツキの流れはこうして変える」
西田文郎(サンリ会長)
『致知』2011年3月号
特集「運とツキの法則」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201103_pickup.html#pick1
────────────────────────────────────
ミスした時、あるいはピンチに陥った時、
どういう行動を取るかも、ものすごく重要です。
以前、東レの女子バレーボール部の指導に
入ったことがあるのですが、
例えばスパイクを決められて一点取られた。
普通、「あぁ、決められた」と天を仰いだり、
「ドンマイ」と肩を叩いたり、
要するにマイナスの動作をするんです。
しかし、そういう動作を一切禁止にして、
一点取った時と同じ動作をしろと。
要するに、相手に決められても、
「よし!」とか、ハイタッチとか
ガッツポーズをしろと指導するんです。
ネット越しに気と気をぶつかり合わせて戦っていますから、
点を取られたのにガッツポーズしていると、
相手チームは気持ちが悪いんですよ。
また、自分たちも
「これはマイナスじゃない。まだまだいける」と脳が錯覚する。
そうやって、動作によってツキの流れを
相手に渡さないようにするんです。
超一流選手はこのことを本能的レベルで理解していますね。
イチローとか松井は、三振して
「あーあ」みたいな弱気な動作は絶対取りません。
ビジネスの世界でも、ミスをしたり叱られた後に、
シュンとしたりふてくされたりせず
「よし!」と振る舞う(笑)。
そうすると、自分の脳も肯定的な働きになるし、
上司にも「おお、あいつはなかなか見所がある」
と期待されます。
やっぱり、すべてのツキの始まりは
周囲に期待されることからなんですよ。
同じように、経営者も社員に期待される存在にならないと
絶対に会社は発展しません。
2011年01月22日
ちょっといい話
────────────────────────────────────
「命とは君たちが持っている時間である」
日野原重明(聖路加国際病院名誉院長)
『致知』2008年12月号
特集「心願に生きる」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/200812_index.html
────────────────────────────────────
僕はいま人生において最も大切だと思うことを、
次の世代の人に伝えていく活動を続けているんです。
僕の話を聞いた若い人たちが何かを感じ取ってくれて、
僕たちの頭を乗り越えて前進してくれたらいいなと。
その一つとして僕は二年前から二週間に一回は
小学校に出向いて、十歳の子どもを相手に
四十五分間の授業をやっています。
最初に校歌を歌ってもらいます。
前奏が始まると子どもたちの間に入って、
僕がタクトを振るの。
すると子どもたちは外から来た年配の先生が
僕らの歌を指揮してくれたというので、
心が一体になるんですね。
僕が一貫してテーマとしているのは命の尊さです。
難しい問題だからなかなか分からないけれどもね。
でも「自分が生きていると思っている人は手を挙げてごらん」
と言ったら、全員が挙げるんです。
「では命はどこにあるの」って質問すると、
心臓に手を当てて「ここにあります」と答える子がいます。
僕は聴診器を渡して隣同士で心臓の音を聞いてもらって、
このように話を続けるんです。
「心臓は確かに大切な臓器だけれども、
これは頭や手足に血液を送るポンプであり、命ではない。
命とは感じるもので、目には見えないんだ。
君たちね。
目には見えないけれども大切なものを考えてごらん。
空気見えるの? 酸素は? 風が見えるの?
でもその空気があるから僕たちは生きている。
このように本当に大切なものは
目には見えないんだよ」と。
それから僕が言うのは
「命はなぜ目に見えないか。
それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。
死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。
どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うか
しっかり考えながら生きていってほしい。
さらに言えば、その命を今度は自分以外の何かのために
使うことを学んでほしい」
ということです。
僕の授業を聞いた小学生からある時、手紙が届きましてね。
そこには
「寿命という大きな空間の中に、
自分の瞬間瞬間をどう入れるかが
私たちの仕事ですね」
と書かれていた。
十歳の子どもというのは、もう大人なんですよ。
あらゆることをピーンと感じる感性を持っているんです。
僕自身のことを振り返っても、
十歳の時におばあちゃんの死に接して、
人間の死というものが分かりました。
子どもたちに命の大切さを語り続けたいと思うのもそのためです。
「命とは君たちが持っている時間である」
日野原重明(聖路加国際病院名誉院長)
『致知』2008年12月号
特集「心願に生きる」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/200812_index.html
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僕はいま人生において最も大切だと思うことを、
次の世代の人に伝えていく活動を続けているんです。
僕の話を聞いた若い人たちが何かを感じ取ってくれて、
僕たちの頭を乗り越えて前進してくれたらいいなと。
その一つとして僕は二年前から二週間に一回は
小学校に出向いて、十歳の子どもを相手に
四十五分間の授業をやっています。
最初に校歌を歌ってもらいます。
前奏が始まると子どもたちの間に入って、
僕がタクトを振るの。
すると子どもたちは外から来た年配の先生が
僕らの歌を指揮してくれたというので、
心が一体になるんですね。
僕が一貫してテーマとしているのは命の尊さです。
難しい問題だからなかなか分からないけれどもね。
でも「自分が生きていると思っている人は手を挙げてごらん」
と言ったら、全員が挙げるんです。
「では命はどこにあるの」って質問すると、
心臓に手を当てて「ここにあります」と答える子がいます。
僕は聴診器を渡して隣同士で心臓の音を聞いてもらって、
このように話を続けるんです。
「心臓は確かに大切な臓器だけれども、
これは頭や手足に血液を送るポンプであり、命ではない。
命とは感じるもので、目には見えないんだ。
君たちね。
目には見えないけれども大切なものを考えてごらん。
空気見えるの? 酸素は? 風が見えるの?
でもその空気があるから僕たちは生きている。
このように本当に大切なものは
目には見えないんだよ」と。
それから僕が言うのは
「命はなぜ目に見えないか。
それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。
死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。
どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うか
しっかり考えながら生きていってほしい。
さらに言えば、その命を今度は自分以外の何かのために
使うことを学んでほしい」
ということです。
僕の授業を聞いた小学生からある時、手紙が届きましてね。
そこには
「寿命という大きな空間の中に、
自分の瞬間瞬間をどう入れるかが
私たちの仕事ですね」
と書かれていた。
十歳の子どもというのは、もう大人なんですよ。
あらゆることをピーンと感じる感性を持っているんです。
僕自身のことを振り返っても、
十歳の時におばあちゃんの死に接して、
人間の死というものが分かりました。
子どもたちに命の大切さを語り続けたいと思うのもそのためです。
2011年01月07日
地獄と極楽
また、稲盛氏の著書から
天国と地獄のことについてです。
京都の円福寺のご老師のお言葉だそうです。
あの世には、地獄も極楽もある。しかし、外見上は極楽も地獄も全く一緒だというのです。
たとえば、次の情景を目に浮かべてください
真中に大きな釜が置いてあり、おいしいうどんが煮えていて、付け汁もおいてあります。
食べ方のルールが決まっていて、1メートルくらいの長い箸で、しかもその端を持って食べなければなりません。
つまり、天国も地獄も、釜の大きさも、釜を囲んでいる人数も全く一緒なのです。違うのは、そこにいる人の心だけが違っているのです。
「どういうことが起こるか想像してみてください」
おなかがすいているときに、おいしそうなうどんを前にして「さぁ、みんな食べてもいいよ」と言われれば。
地獄では、その1メートルの箸でうどんをつまんでは、自分の付け汁につける。つけるけれども、箸が長すぎて口に持っていくことができない。釜の周りはうどんの取り合いになり、うどんはちらかり人々は餓鬼道にはしる。
天国では、思いやりがある人々が住んでいます。そこでは「うどんができましたよ。皆さん一緒に食べましょう」「それでは頂戴します」といって、釜のうどんを1メートルの箸でつまみ、相手の人の付け汁につけて食べさせてあげる。相手の人は「ありがとうございました」「今度はあなたがどうぞ」といって、うどんをつまみ取ってあげる。そして人々は手を合わせ感謝しながら食べている。
「これが極楽なんだよ。しかし、外見は地獄となにもかわらない」と老師はおっしゃったそうです。
ぼくは、すぐに地獄のことを思い浮かべてしまいました。まだまだですね、反省です。
心の在り方次第で現実の世界に
極楽も地獄も出現するのです。
天国と地獄のことについてです。
京都の円福寺のご老師のお言葉だそうです。
あの世には、地獄も極楽もある。しかし、外見上は極楽も地獄も全く一緒だというのです。
たとえば、次の情景を目に浮かべてください
真中に大きな釜が置いてあり、おいしいうどんが煮えていて、付け汁もおいてあります。
食べ方のルールが決まっていて、1メートルくらいの長い箸で、しかもその端を持って食べなければなりません。
つまり、天国も地獄も、釜の大きさも、釜を囲んでいる人数も全く一緒なのです。違うのは、そこにいる人の心だけが違っているのです。
「どういうことが起こるか想像してみてください」
おなかがすいているときに、おいしそうなうどんを前にして「さぁ、みんな食べてもいいよ」と言われれば。
地獄では、その1メートルの箸でうどんをつまんでは、自分の付け汁につける。つけるけれども、箸が長すぎて口に持っていくことができない。釜の周りはうどんの取り合いになり、うどんはちらかり人々は餓鬼道にはしる。
天国では、思いやりがある人々が住んでいます。そこでは「うどんができましたよ。皆さん一緒に食べましょう」「それでは頂戴します」といって、釜のうどんを1メートルの箸でつまみ、相手の人の付け汁につけて食べさせてあげる。相手の人は「ありがとうございました」「今度はあなたがどうぞ」といって、うどんをつまみ取ってあげる。そして人々は手を合わせ感謝しながら食べている。
「これが極楽なんだよ。しかし、外見は地獄となにもかわらない」と老師はおっしゃったそうです。
ぼくは、すぐに地獄のことを思い浮かべてしまいました。まだまだですね、反省です。
心の在り方次第で現実の世界に
極楽も地獄も出現するのです。
2011年01月07日
試練
稲盛和夫さんの本を読んでいて感銘した文章がありましたので書き留めておきます。
試練が人を成長させる
試練を乗り越えることによって人は成長するとあります。そうですね、わたしも浪人時代や研修医時代のさまざまなことが夢に出てきてびくっとすることがあります。
しかし、稲盛氏は、「試練」とは、一般的に言われる苦難のことだけを指すのではなく、「成功」さえも試練だというのです。つまり成功してそれに満足して、努力を怠るようになるのか、それとも謙虚に努力を続けていくことで、その後の人生は天と地ほどに変わっていくというのです。成功という「試練」を天から与えられているというのです。
なるほど!!
苦難に対しては真正面から立ち向かい、
さらに精進を積む。
また成功に対しては謙虚にして驕らず、
さらに真摯に努力を重ねる。
たゆまぬ研鑽に励むことによってのみ、
人間は大きく成長していくことができるのです。
試練が人を成長させる
試練を乗り越えることによって人は成長するとあります。そうですね、わたしも浪人時代や研修医時代のさまざまなことが夢に出てきてびくっとすることがあります。
しかし、稲盛氏は、「試練」とは、一般的に言われる苦難のことだけを指すのではなく、「成功」さえも試練だというのです。つまり成功してそれに満足して、努力を怠るようになるのか、それとも謙虚に努力を続けていくことで、その後の人生は天と地ほどに変わっていくというのです。成功という「試練」を天から与えられているというのです。
なるほど!!
苦難に対しては真正面から立ち向かい、
さらに精進を積む。
また成功に対しては謙虚にして驕らず、
さらに真摯に努力を重ねる。
たゆまぬ研鑽に励むことによってのみ、
人間は大きく成長していくことができるのです。
2010年12月23日
フランクリンの言葉
「フランクリンの13徳目」
渡邊利雄(東京大学名誉教授)
『致知』2011年1月号
特集「盛衰の原理」より
────────────────────────────────────
ベンジャミン・フランクリンの名をご存じない方でも、
「時は金なり」
「天は自ら助くるものを助く」
「結婚前は両目を大きく見開いて相手を見よ、結婚したら片目を閉じよ」
という言葉は耳にしたことがあるはずです。
これらの言葉を残したのが、ほかならぬフランクリンです。
18世紀のアメリカで、印刷工からスタートし、
最後には「独立宣言」の起草に関わり
「アメリカ建国の父」の一人と呼ばれるまでに
成功者としての地位を極めた彼は、
またユーモアのセンスに富んだ文学者の一面もありました。
* *
フランクリンの「自伝」の中に、世界でも広く知られた
「13の徳目」があります。
おそらく20代の半ば、印刷屋として
苦労を重ねていた頃にまとめたものと見られ、
勤勉や節約、中庸、謙譲などの徳目が記されています。
若きフランクリンは、これらの徳目を日々、
古い言い方ですが拳々服膺していたのです。
1、節制
~~~~~~~~~~
頭が鈍るほど食べないこと。
酔って浮かれだすほど飲まないこと。
2、沈黙
~~~~~~~~~~
他人または自分自身の利益にならないことは
喋らないこと。つまらぬ話は避けること。
3、規律
~~~~~~~~~~
自分の持ちものはすべて置く場所を決めておくこと。
自分の仕事はそれぞれ時間を決めてやること。
4、決断
~~~~~~~~~~
やるべきことを実行する決心をすること。
決心したことは必ず実行すること。
5、節約
~~~~~~~~~~
他人または自分のためにならないことに
金を使わないこと。即ち無駄な金は使わないこと。
6、勤勉
~~~~~~~~~~
時間を無駄にしないこと。
有益な仕事に常に従事すること。
必要のない行為はすべて切り捨てること。
7、誠実
~~~~~~~~~~
策略を用いて人を傷つけないこと。
悪意を持たず、公正な判断を下すこと。
発言する際も同様。
8、正義
~~~~~~~~~~
他人の利益を損なったり、与えるべきものを与えないで、
他人に損害を及ぼさないこと。
9、中庸
~~~~~~~~~~
両極端を避けること。
激怒するに値する屈辱をたとえ受けたにせよ、
一歩その手前でこらえて激怒は抑えること。
10、清潔
~~~~~~~~~~
身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。
11、平静
~~~~~~~~~~
小さなこと、つまり、日常茶飯事や、
避けがたい出来事で心を乱さないこと。
12、純潔
~~~~~~~~~~
性の営みは健康、または子孫のためにのみこれを行って、
決してそれに耽って頭の働きを鈍らせたり、
身体を衰弱させたり、自分自身、
または他人の平和な生活や信用を損なわないこと。
13、謙譲
~~~~~~~~~~
キリストとソクラテスに見習うこと。
幼少時代、貧しい境遇にあったフランクリンは
勤勉と倹約によって身を立てました。
事業家として社会や同業者に揉まれる中で
中庸や謙譲、正義、決断力の大切さを悟り、
それは後に政治家として外交交渉をする上でも
大いに役立ったことでしょう。
若い頃から成功を夢見ていた彼にとって、
これらの徳目の実践が、後の成功に繋がる
精神的基盤になったことは想像に難くありません。
渡邊利雄(東京大学名誉教授)
『致知』2011年1月号
特集「盛衰の原理」より
────────────────────────────────────
ベンジャミン・フランクリンの名をご存じない方でも、
「時は金なり」
「天は自ら助くるものを助く」
「結婚前は両目を大きく見開いて相手を見よ、結婚したら片目を閉じよ」
という言葉は耳にしたことがあるはずです。
これらの言葉を残したのが、ほかならぬフランクリンです。
18世紀のアメリカで、印刷工からスタートし、
最後には「独立宣言」の起草に関わり
「アメリカ建国の父」の一人と呼ばれるまでに
成功者としての地位を極めた彼は、
またユーモアのセンスに富んだ文学者の一面もありました。
* *
フランクリンの「自伝」の中に、世界でも広く知られた
「13の徳目」があります。
おそらく20代の半ば、印刷屋として
苦労を重ねていた頃にまとめたものと見られ、
勤勉や節約、中庸、謙譲などの徳目が記されています。
若きフランクリンは、これらの徳目を日々、
古い言い方ですが拳々服膺していたのです。
1、節制
~~~~~~~~~~
頭が鈍るほど食べないこと。
酔って浮かれだすほど飲まないこと。
2、沈黙
~~~~~~~~~~
他人または自分自身の利益にならないことは
喋らないこと。つまらぬ話は避けること。
3、規律
~~~~~~~~~~
自分の持ちものはすべて置く場所を決めておくこと。
自分の仕事はそれぞれ時間を決めてやること。
4、決断
~~~~~~~~~~
やるべきことを実行する決心をすること。
決心したことは必ず実行すること。
5、節約
~~~~~~~~~~
他人または自分のためにならないことに
金を使わないこと。即ち無駄な金は使わないこと。
6、勤勉
~~~~~~~~~~
時間を無駄にしないこと。
有益な仕事に常に従事すること。
必要のない行為はすべて切り捨てること。
7、誠実
~~~~~~~~~~
策略を用いて人を傷つけないこと。
悪意を持たず、公正な判断を下すこと。
発言する際も同様。
8、正義
~~~~~~~~~~
他人の利益を損なったり、与えるべきものを与えないで、
他人に損害を及ぼさないこと。
9、中庸
~~~~~~~~~~
両極端を避けること。
激怒するに値する屈辱をたとえ受けたにせよ、
一歩その手前でこらえて激怒は抑えること。
10、清潔
~~~~~~~~~~
身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。
11、平静
~~~~~~~~~~
小さなこと、つまり、日常茶飯事や、
避けがたい出来事で心を乱さないこと。
12、純潔
~~~~~~~~~~
性の営みは健康、または子孫のためにのみこれを行って、
決してそれに耽って頭の働きを鈍らせたり、
身体を衰弱させたり、自分自身、
または他人の平和な生活や信用を損なわないこと。
13、謙譲
~~~~~~~~~~
キリストとソクラテスに見習うこと。
幼少時代、貧しい境遇にあったフランクリンは
勤勉と倹約によって身を立てました。
事業家として社会や同業者に揉まれる中で
中庸や謙譲、正義、決断力の大切さを悟り、
それは後に政治家として外交交渉をする上でも
大いに役立ったことでしょう。
若い頃から成功を夢見ていた彼にとって、
これらの徳目の実践が、後の成功に繋がる
精神的基盤になったことは想像に難くありません。
2010年12月23日
岡田監督の名言
「伸びる選手の共通点」
岡田武史(サッカー日本代表前監督)
『致知』2011年1月号
特集「盛衰の原理」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201101_pickup.html#pick1
────────────────────────────────────
近年のサッカー界では、海外でプレーする
日本人選手も増えてきましたが、
成長していく選手にはやはり共通点が感じられます。
一つは純粋に、サッカーが好きだということ。
なかには、これでお金持ちになってやるとか、
有名になってやるといった「手段」のために
サッカーをする選手もいます。
でもそういう選手は、ちょっと有名になってお金が入ったら、
潰れちゃうんですよ。
根本に、好きだという気持ちがない選手は、
どこかで頭打ちになりますね。
もう一つはやっぱり、スランプに陥った時や
ピンチに立たされた時に挫けない精神面の強さ。
ダメかなぁ、ダメかなぁ、と考えがちな選手は
大体ダメになるし、どんどんどんどん落ちていきますね。
物事をポジティブに考えることのできる選手は成長します。
諦めが早いと、結果には繋がりませんね。
それと、最後はやっぱり、素直さがないとダメです。
例えば今回のW杯で活躍した本田圭佑にしても、
表面上は突っ張っているように見えますが、
根は凄く素直なところがあるんですよ。
同じことは元日本代表の中田英寿なんかにも言えました。
だから、そういう人間としての素直さというか、
心にそういうものを感じさせるものがない選手は
あんまり期待できませんね。
岡田武史(サッカー日本代表前監督)
『致知』2011年1月号
特集「盛衰の原理」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201101_pickup.html#pick1
────────────────────────────────────
近年のサッカー界では、海外でプレーする
日本人選手も増えてきましたが、
成長していく選手にはやはり共通点が感じられます。
一つは純粋に、サッカーが好きだということ。
なかには、これでお金持ちになってやるとか、
有名になってやるといった「手段」のために
サッカーをする選手もいます。
でもそういう選手は、ちょっと有名になってお金が入ったら、
潰れちゃうんですよ。
根本に、好きだという気持ちがない選手は、
どこかで頭打ちになりますね。
もう一つはやっぱり、スランプに陥った時や
ピンチに立たされた時に挫けない精神面の強さ。
ダメかなぁ、ダメかなぁ、と考えがちな選手は
大体ダメになるし、どんどんどんどん落ちていきますね。
物事をポジティブに考えることのできる選手は成長します。
諦めが早いと、結果には繋がりませんね。
それと、最後はやっぱり、素直さがないとダメです。
例えば今回のW杯で活躍した本田圭佑にしても、
表面上は突っ張っているように見えますが、
根は凄く素直なところがあるんですよ。
同じことは元日本代表の中田英寿なんかにも言えました。
だから、そういう人間としての素直さというか、
心にそういうものを感じさせるものがない選手は
あんまり期待できませんね。
2010年12月22日
名校長の話
「熊本の名校長・最後の授業」
大畑誠也(九州ルーテル学院大学客員教授)
『致知』2011年1月号
特集「盛衰の原理」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201101_pickup.html#pick5
────────────────────────────────────
私が考える教育の究極の目的は
「親に感謝、親を大切にする」です。
高校生の多くはいままで自分一人の力で
生きてきたように思っている。
親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。
これは天草東高時代から継続して行ったことですが、
このことを教えるのに一番ふさわしい機会として、
私は卒業式の日を選びました。
式の後、三年生と保護者を全員視聴覚室に集めて、
私が最後の授業をするんです。
そのためにはまず形から整えなくちゃいかんということで、
後ろに立っている保護者を生徒の席に座らせ、
生徒をその横に正座させる。
そして全員に目を瞑らせてからこう話を切り出します。
「いままで、お父さん、お母さんに
いろんなことをしてもらったり、
心配をかけたりしただろう。
それを思い出してみろ。
交通事故に遭って入院した者もいれば、
親子喧嘩をしたり、こんな飯は食えんと
お母さんの弁当に文句を言った者もおる……」
そういう話をしているうちに涙を流す者が出てきます。
「おまえたちを高校へ行かせるために、
ご両親は一所懸命働いて、
その金ばたくさん使いなさったぞ。
そういうことを考えたことがあったか。
学校の先生にお世話になりましたと言う前に、
まず親に感謝しろ」
そして
「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、
いま、お父さんお母さんが隣におられるから、
その手ば握ってみろ」
と言うわけです。
すると一人、二人と繋いでいって、
最後には全員が手を繋ぐ。
私はそれを確認した上で、こう声を張り上げます。
「その手がねぇ! 十八年間おまえたちを育ててきた手だ。
分かるか。……親の手をね、これまで握ったことがあったか?
おまえたちが生まれた頃は、柔らかい手をしておられた。
いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、
おまえたちを育てるために
大変な苦労してこられたからたい。それを忘れるな」
その上でさらに
「十八年間振り返って、親に本当にすまんかった、
心から感謝すると思う者は、いま一度強く手を握れ」
と言うと、あちこちから嗚咽が聞こえてくる。
私は
「よし、目を開けろ。分かったや?
私が教えたかったのはここたい。
親に感謝、親を大切にする授業、終わり」
と言って部屋を出ていく。
振り返ると親と子が抱き合って涙を流しているんです。
大畑誠也(九州ルーテル学院大学客員教授)
『致知』2011年1月号
特集「盛衰の原理」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201101_pickup.html#pick5
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私が考える教育の究極の目的は
「親に感謝、親を大切にする」です。
高校生の多くはいままで自分一人の力で
生きてきたように思っている。
親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。
これは天草東高時代から継続して行ったことですが、
このことを教えるのに一番ふさわしい機会として、
私は卒業式の日を選びました。
式の後、三年生と保護者を全員視聴覚室に集めて、
私が最後の授業をするんです。
そのためにはまず形から整えなくちゃいかんということで、
後ろに立っている保護者を生徒の席に座らせ、
生徒をその横に正座させる。
そして全員に目を瞑らせてからこう話を切り出します。
「いままで、お父さん、お母さんに
いろんなことをしてもらったり、
心配をかけたりしただろう。
それを思い出してみろ。
交通事故に遭って入院した者もいれば、
親子喧嘩をしたり、こんな飯は食えんと
お母さんの弁当に文句を言った者もおる……」
そういう話をしているうちに涙を流す者が出てきます。
「おまえたちを高校へ行かせるために、
ご両親は一所懸命働いて、
その金ばたくさん使いなさったぞ。
そういうことを考えたことがあったか。
学校の先生にお世話になりましたと言う前に、
まず親に感謝しろ」
そして
「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、
いま、お父さんお母さんが隣におられるから、
その手ば握ってみろ」
と言うわけです。
すると一人、二人と繋いでいって、
最後には全員が手を繋ぐ。
私はそれを確認した上で、こう声を張り上げます。
「その手がねぇ! 十八年間おまえたちを育ててきた手だ。
分かるか。……親の手をね、これまで握ったことがあったか?
おまえたちが生まれた頃は、柔らかい手をしておられた。
いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、
おまえたちを育てるために
大変な苦労してこられたからたい。それを忘れるな」
その上でさらに
「十八年間振り返って、親に本当にすまんかった、
心から感謝すると思う者は、いま一度強く手を握れ」
と言うと、あちこちから嗚咽が聞こえてくる。
私は
「よし、目を開けろ。分かったや?
私が教えたかったのはここたい。
親に感謝、親を大切にする授業、終わり」
と言って部屋を出ていく。
振り返ると親と子が抱き合って涙を流しているんです。
2010年12月20日
生きることは、自分との闘いです(5)
102. 油断する。なめてかかる。
あなたが今取り組んでいることに対して真剣に取り組んでいますか。どんな些細(ささい)ことでも全力で取り組んでいく姿勢を見せてください。油断したり、なめてかかかると痛い目にあってしまいます。失敗しなくていいところで失敗してしまいます。負ける相手でないのに負かされてしまう危険性が高くなります。どんなことにも油断は禁物です
103. 自分ができるからといって同じことを人に求めてはいけません。
人は各々が持っている能力が違っています。得意な分野も違っています。自分ができるから、得意な分野だからといって、いきなりほかの人ができるとは限りません。その人はあなたの得意な分野ができなくても、あなたの不得意な分野で力を発揮するかもしれません。その人が持っている力を見極めて徐々に上達するように指導しましょう。その人のいいところを見つけるようにしましょう。それがあなたの仕事です。
104. ちょっと待て、その行為。
あなたが今、しようとしていることの目的は何ですか。ちゃんと理解していますか。相手のことを、相手の気持ちを、よく考えて行動しようとしていますか。自分の都合のみで行動しようとしていませんか。あなたが、今、行おうとしている行為の本質を考えてください。あなたは、今、何のために、誰のために行おうとしているのかを考えて行動してください。相手の気持ちを考えて行動に移しましょう。
105 イメージを創る。イメージを持つ。
物事を行うときに、自分のなりたい、達成したい状態のイメージを目で見ることができるまでしっかり高めることは大変重要です。最終的なイメージを持つことができるか、できないかで成功の度合いも速度も違ってきます。仕事の面でもプライベートな面でも達成したいイメージをしっかり持っていてください。イメージすることによって実現の方法が自然と現れてきます。しかし、イメージは生涯ずっと変化しないものではありません。より大きな世界を見てより大きな目標を持てるようにしましょう。自分の周囲の小さな殻に閉じこもっていたのでは大きなイメージを膨らますことはできません。自分の成長とともに求めることも変わっていくのです。
106 仲間を大切にする。
仲間、家族、スタッフを大切にする。お金よりも、利益よりも、高価な品物よりも、仲間を大切にしてください。今いる仲間を大切にすることで仲間の輪(力)が広がっていきます。あなたが、まだ仲間だと思っていない人々とも、どこかで繋(つな)がっているはずです。周りの人、みんなを大切にすることです。大切にすることで周りの人があなたの力になってくれます。この力は、形として目に見えるときもあるし、目に見えないときもあります。しかし、確実にあなたを助けてくれます。
107. 頭で考えること、心で感じること。
どちらも同じ自分の中で起こっていることなのに、頭で考えていることと心で感じていることが違うと感じるときがあると思います。どちらが正しいのでしょうか。どちらにしたがって行動したらいいのでしょうか。
頭で考えてこれが正しいと思っていることでも、心ではなんとなくしっくりいっていないことがあるのではないでしょうか。その逆に、頭では間違っていると思うことでも、心ではしっくりいくことがあります。どちらが本当の自分なのでしょう?あなたはどちらを信じますか?どちらに従って行動しますか?
頭で考えていることより、心で感じていることのほうが、人間としてより本質的なことなのかもしれません。
108. どんなことでも遅すぎることはない。
あなたが、いまどんな状況にあろうとも、どんなことでも、もう遅すぎるということは、決してありません。諦めずに、あなたが心からやる気を出したときには、満足できる結果を導き出すことができます。あなたが幸せを感じることができる状況を創り出すことができます。
109.いつまで生きるか分からない。
人の命はいつまで続くのかは、だれも分かりません。今日までの命なのか、何十年後までの命なのか、だれも分かりません。だから今を精一杯生きるのです。起きるのか、起きないのか分からない明日の出来事を心配していても、何の解決にもつながりません。今を満足できるように、精一杯、今を生きること(行動すること)です。たった今、人生の最後を迎えても、「いい人生だった」と言えるように、今を生きることです。あなたの人生の質を考えましょう。
110. すべてのことには意味(意義)がある。
物事や出来事の一つひとつのすべてのことに意味があります。あなたが行うことの一つひとつの行為にもすべてのことに意味があります。無駄なこと、無意味なことは何一つありません。あなたの意識の上にあがらないことにも意味があります。たとえば呼吸です。意識はしていませんが呼吸を止めると数分で死んでしまいます。たとえば食事です。意識していないと思いますが、今食べている食物(たべもの)からあなた(精神も肉体も)が出来上がります。たとえばあなたの考え方です。今、特に意識して物事を考えてはいないと思います。しかし、あなたの考え方が明日のあなたを作ります。たとえばあなたが発する言葉です。何気なく話しているその言葉があなたの現在であり、そして未来を創ります。
111. 挫折。
自分の思いを達成できなかったために落胆してしまうことがあると思います。しかし、その経験は決して無駄にはなりません。当然、挫折したことで全てがだめになった気持ちになるかもしれませんが、それはあなたの全てではなくほんの小さな一部分です。
挫折することは、ほかにも道があることに気づくチャンスなのです。挫折を味わったときは、自分を見つめ直すチャンスです。心静かに自分を見つめ直してみましょう。慌(あわ)てる必要はありません。心静かに考えることで、きっと別の道(方法)があることに気づくことができ、明るい未来が見えてくると思います。成功を手にした人は、挫折を繰り返しても前に進むことを止(や)めなかった人です。
さらに挫折を味わうことで、他(ほか)の人の苦しみにも思いを馳(は)せることができるようになります。人は自分が経験したことのないことに対しては、なかなか理解できません。挫折を経験することで一回り大きくなり、他(ほか)の人のことをより深く考え、理解することができるようになります。自分より弱い立場の人のことを考えることができるようになります。
112. ストレスフリー。
「ストレスフリーな世界があったらいいな。そんな世界があったら幸せになれるのに・・・。」と思ったことがありませんか?
本当にそうでしょうか?
ストレスがない世界などはありませんが、本当はストレスが全くない世界は魅力のない世界です。人はストレス(壁や障害、学習、新しいことへの取り組み、失敗・・・)を乗り越えることにより達成感や幸せを感じることができ、人間としての器も大きくなっていきます。恋愛のことを考えればよく理解できます。障害があればあるほど燃え上がり、成就されれば幸せは最高潮に達します。人は壁(ストレス)があったら、それを乗り越えることで喜びを感じるように創られているのです。
少し考えてみてください。何もしないでも何でも手に入(はい)る状態だったら、当たり前のことになってしまい、喜びも幸せも達成感も全く生まれて来ないことが分かると思います。
ストレスを大きく感じるのも、小さく感じるのも、プラスにするのも、マイナスにするのも自分が決めることです。同じ事柄でも自分の受け取り方で、そのことが表す意味合いが180度違ってくるのです。
ストレスの大きさは決して他人が作り出すものではありません。ストレスは自分が感じ、作り出すものです。
小さな壁(ストレス)を乗り越えることで幸せや達成感を感じることができます。それを繰り返し、繰り返し行っていると、あるとき振り返ってみたら、知らない間に大きな壁を乗り越えていたことに気づきます。そして大きな幸せをつかんでいます。
113. 心(魂)に話しかける。
人に話しかけるときには、どのように話しかけていますか。相手の心(魂)に話しかけることを意識していますか。その人の心に向かって話しかけてください。単に言葉を発するだけでは、あなたが持っている感動を相手に伝えることができません。言葉はコミュニケーションの重要な道具ですが、それだけではあなたの熱い気持ちは十分には伝わりません。相手の心に向かってあなたの言葉に気持ちをたくさん込めて話しかけてください。あなたの心の感動を相手の心に共鳴させてください。
114. 心が折れそうなとき。
心が折れそうなとき、疲れはてて泣きそうなとき、寂しくてたまらないとき、不安でたまらないときには、思いっきり泣いていいのです。落ち込ときにはとことん落ち込んでいいのです。我慢しなくていいのです。そうすることで自分を解放することができます。我慢することで心の中に不安を溜め込んでいきます。心の中に溜め込むことができなくなったときに不安が爆発してしまいます。
落ち込むとこまで落ち込むと、あなたの心はちょっぴりすっきりします。そこからポジティブに転換するのです。
人の心は強くもあり、弱くもあります。自分の中の弱い自分も認めてあげましょう。常に強くあり続ける必要はありません。
115. 心乱すもの。
あなたの心を乱すものは何ですか?
心乱すものを自分の中で作り出していませんか?
自分の中で不安を大きくしていませんか?
その不安は本当に現実のものですか?
あなたの心の中をよーく観察してみてください。
あなたが不安に意識を集中させてしまうと心が乱れてしまいます。心が乱れてしまうとあなたの実力が出ません。物事を行うときは心が平静でなければうまくいきません。あなたがやるべきことに意識を集中させることで心の波風を沈めることができます。
あなたの心を乱すものは何ですか?
116. 何に投資していますか?
あなたの人生で最も大切なものに投資してください。
自分の人生でもっとも大切なもの・・・?
自分自身に投資するのです。人はよく自分以外のものに投資をしようとしますが、最も大きなリターンを期待できるのが自分自身に投資することです。リターンとは単にお金のことのみを意味しているのではありません。人間的な成長、金銭的なこと、人生における幸せや満足、達成感などたくさんのものが期待できます。過去の偉大な人々はすべて自分自身に投資をしてきた人です。
今日あなたは自分自身にどんな投資をしましたか?
117. 心から幸せを感じるためには・・・。
本当の心からの幸せを手にするためには、自分自身の人間性を高めるところから始まります。ただ単に欲しいものが手に入ったとか、昇進したとか、昇給したとかいうことで感じる幸せは底の浅いものです。本当の心からの幸せは自分を高めることからしか感じることはできません。逆に自分を高めていく過程で、欲しいものが手に入ったり、収入が伸びたりします。つまり自分を高めていくと両方の幸せが手に入(はい)るのです。
ただ単に日々を過ごしていては何の感動も満足も幸せも感じることはできません。目的意識を持ち、怠惰(たいだ)な自分に妥協しないで自分自身を高めていく努力をしましょう。自分の目の前の日々の仕事の中から本当の自分を探すのです。
118. あなたの形。
自分という円を想像してください。それがあなたの原型です。
たとえば自分を成長させる一冊の本を読んだとします。そうすると小さな円ができます。もう一冊同じ分野の本を読んだり、セミナーに参加したりします。そうすると小さな円が少し膨らみます。これを繰り返していくとだんだん大きな円になっています。この円を増やしたり、大きくすることがあなたの人間としての付加価値を高めていくことなのです。
あなたの原型の円を中心にして、たくさんの円を作ることは、たくさんの新しいことを学ぶことです。学ぶのは、どんな時にも、どんな場所でも、あなたの考え方次第で可能です。たくさんの新しい円はあなたのいろんな分野での経験や知識を表しています。一つひとつの円を大きくすることは、ひとつの分野での知識や経験を増やし、専門性を深めていくことです。
たくさんの円を増やしていくのもあなたの流儀、一つの円を大きくしていくのもあなたの流儀です。どちらもあなたを形作(かたちづく)る個性であり、あなたという器の容量を大きくしていくということです。いつまでも原型のままのあなたには誰も魅力を感じません。
もし、あなたが今行っている仕事を止めてもほかの人があなたの代わりをまったく問題なくやることができるなら、それはあなたが行っていた仕事に対して成長していなかったということです。あなたはずっと原型のままだったということです。あなたが成長して独自の世界を作ることができていたら、どんな仕事でもあなたがいなくなった穴は誰にも埋めることができません。そんなあなたに人々は大きな魅力を感じるのです。
119. 部下(後輩)の仕事
・ 自分だけの考えで勝手に行動しない。組織には組織のやり方があります。自分が良かれと思ってとった行動も間違った選択かもしれません。上司(先輩)に報告し、相談しましょう。自分の判断だけで決定してはいけません。
・ あなたが新人なら先輩や上司の真似をしましょう。特に成績優秀な先輩の真似をしましょう。まず真似をすることです。あなた独自のものを作りたいと思っていても、それを一から作ることは大変な労力が要ります。まず先輩の真似から始めましょう。無駄なエネルギーを使わなくてすみますし、早く上達します。余ったエネルギーを自分独自のものを作り出すことに向けることができます。
・ 与えられた仕事はどんなに些細な仕事でも愚痴などを言わずに一生懸命に取り組むこと。些細な仕事に一生懸命取り組むことで大切なことが見えてきます。
・ 先を読んで行動する練習をしましょう。予測する能力は大切な能力です。この能力も訓練することで伸ばすことができます。
・ 上司に相談するときに自分なりの方法を話せるように考えましょう。相談するときにどう行動したらいいかを聞くだけではあなたの能力は伸ばすことはできません。解決法を自分でまず考え、その考えを持って上司に相談しましょう。解決の方法を考えることであなたの能力を伸ばしていくことができます。
・ 周りとの協調が取れているかを確認しましょう。何かを行動に移すときは周りの人の協力が必要です。いつも周りとの協調を考えておいてください。自分を殺して周りに流される必要はありませんが、協調することは大切です。周りの人が自分と一緒に行動してくれることは、周りの人が協調してくれているということです。
・ いつ任されてもいいように自分にはまだ早いと思えることも陰で着々と準備をしておきましょう。自分ならこの事案をどう解決するかということを常に自分なりに考えておくことです。そう訓練しておくことでチャンスが回ってきたときにつかみ取ることができます。言われてから準備をするのでは遅いのです。
・ 相手がどう感じているかを察する能力を高めましょう。相手がどう感じ、何を考えているのかを理解することは大切です。
・ 世の中の流れを感じ取ることができるようにしましょう。世の中に逆らっては何の成果も生むことはできません。エネルギーを失うだけです。逆らうということと1歩先を行くということは似ているようで違っています。違いに気づいていてください。
・ あなたの評価は周りの人が決めます。自分が決めることはできません。評価を気にしすぎる必要はありません。評価のみを気にかけてしまうと評価を上げることに意識が向いてしまい、仕事の本質を見失ってしまいます。
120. 自分を甘やかすのは止めましょう。
この世の中で自分を鍛えることができるのは自分しかいません。自分を成長させられるのは自分だけなのです。周りの人は何もしてあげることはできません。あなたがどんなに尊敬している師匠から有益なアドバイスをしてもらったとしても、そのアドバイスを聞くだけではあなたの成長はありません。自分の中で自分なりに解釈し、それを糧に自分を鍛えないといけません。あなたの心の準備ができていなければまったく「猫に小判」状態です。かえって余計なお世話と思ってしまうかもしれません。自分を成長させてくれる本やセミナーに出合っても、それにあなたが気づき、やる気を起こさない限り、まったく無意味なものになってしまいます。目の前に宝の山が存在していても、そのことの重要性に気づいていない人にとっては存在していないのと同じことなのです。そのことに気づく能力を高めてくれるのが自分を鍛えることなのです。
自分を甘やかしていけません。自分成長させることができるのは自分以外にはいないのです。
121. ノルマ。
本来、ノルマは、人に強要するものではありません。自分を高めていくために自分自身が決めて、行動するためのものです。
あなたが今取り組んでいることに対して真剣に取り組んでいますか。どんな些細(ささい)ことでも全力で取り組んでいく姿勢を見せてください。油断したり、なめてかかかると痛い目にあってしまいます。失敗しなくていいところで失敗してしまいます。負ける相手でないのに負かされてしまう危険性が高くなります。どんなことにも油断は禁物です
103. 自分ができるからといって同じことを人に求めてはいけません。
人は各々が持っている能力が違っています。得意な分野も違っています。自分ができるから、得意な分野だからといって、いきなりほかの人ができるとは限りません。その人はあなたの得意な分野ができなくても、あなたの不得意な分野で力を発揮するかもしれません。その人が持っている力を見極めて徐々に上達するように指導しましょう。その人のいいところを見つけるようにしましょう。それがあなたの仕事です。
104. ちょっと待て、その行為。
あなたが今、しようとしていることの目的は何ですか。ちゃんと理解していますか。相手のことを、相手の気持ちを、よく考えて行動しようとしていますか。自分の都合のみで行動しようとしていませんか。あなたが、今、行おうとしている行為の本質を考えてください。あなたは、今、何のために、誰のために行おうとしているのかを考えて行動してください。相手の気持ちを考えて行動に移しましょう。
105 イメージを創る。イメージを持つ。
物事を行うときに、自分のなりたい、達成したい状態のイメージを目で見ることができるまでしっかり高めることは大変重要です。最終的なイメージを持つことができるか、できないかで成功の度合いも速度も違ってきます。仕事の面でもプライベートな面でも達成したいイメージをしっかり持っていてください。イメージすることによって実現の方法が自然と現れてきます。しかし、イメージは生涯ずっと変化しないものではありません。より大きな世界を見てより大きな目標を持てるようにしましょう。自分の周囲の小さな殻に閉じこもっていたのでは大きなイメージを膨らますことはできません。自分の成長とともに求めることも変わっていくのです。
106 仲間を大切にする。
仲間、家族、スタッフを大切にする。お金よりも、利益よりも、高価な品物よりも、仲間を大切にしてください。今いる仲間を大切にすることで仲間の輪(力)が広がっていきます。あなたが、まだ仲間だと思っていない人々とも、どこかで繋(つな)がっているはずです。周りの人、みんなを大切にすることです。大切にすることで周りの人があなたの力になってくれます。この力は、形として目に見えるときもあるし、目に見えないときもあります。しかし、確実にあなたを助けてくれます。
107. 頭で考えること、心で感じること。
どちらも同じ自分の中で起こっていることなのに、頭で考えていることと心で感じていることが違うと感じるときがあると思います。どちらが正しいのでしょうか。どちらにしたがって行動したらいいのでしょうか。
頭で考えてこれが正しいと思っていることでも、心ではなんとなくしっくりいっていないことがあるのではないでしょうか。その逆に、頭では間違っていると思うことでも、心ではしっくりいくことがあります。どちらが本当の自分なのでしょう?あなたはどちらを信じますか?どちらに従って行動しますか?
頭で考えていることより、心で感じていることのほうが、人間としてより本質的なことなのかもしれません。
108. どんなことでも遅すぎることはない。
あなたが、いまどんな状況にあろうとも、どんなことでも、もう遅すぎるということは、決してありません。諦めずに、あなたが心からやる気を出したときには、満足できる結果を導き出すことができます。あなたが幸せを感じることができる状況を創り出すことができます。
109.いつまで生きるか分からない。
人の命はいつまで続くのかは、だれも分かりません。今日までの命なのか、何十年後までの命なのか、だれも分かりません。だから今を精一杯生きるのです。起きるのか、起きないのか分からない明日の出来事を心配していても、何の解決にもつながりません。今を満足できるように、精一杯、今を生きること(行動すること)です。たった今、人生の最後を迎えても、「いい人生だった」と言えるように、今を生きることです。あなたの人生の質を考えましょう。
110. すべてのことには意味(意義)がある。
物事や出来事の一つひとつのすべてのことに意味があります。あなたが行うことの一つひとつの行為にもすべてのことに意味があります。無駄なこと、無意味なことは何一つありません。あなたの意識の上にあがらないことにも意味があります。たとえば呼吸です。意識はしていませんが呼吸を止めると数分で死んでしまいます。たとえば食事です。意識していないと思いますが、今食べている食物(たべもの)からあなた(精神も肉体も)が出来上がります。たとえばあなたの考え方です。今、特に意識して物事を考えてはいないと思います。しかし、あなたの考え方が明日のあなたを作ります。たとえばあなたが発する言葉です。何気なく話しているその言葉があなたの現在であり、そして未来を創ります。
111. 挫折。
自分の思いを達成できなかったために落胆してしまうことがあると思います。しかし、その経験は決して無駄にはなりません。当然、挫折したことで全てがだめになった気持ちになるかもしれませんが、それはあなたの全てではなくほんの小さな一部分です。
挫折することは、ほかにも道があることに気づくチャンスなのです。挫折を味わったときは、自分を見つめ直すチャンスです。心静かに自分を見つめ直してみましょう。慌(あわ)てる必要はありません。心静かに考えることで、きっと別の道(方法)があることに気づくことができ、明るい未来が見えてくると思います。成功を手にした人は、挫折を繰り返しても前に進むことを止(や)めなかった人です。
さらに挫折を味わうことで、他(ほか)の人の苦しみにも思いを馳(は)せることができるようになります。人は自分が経験したことのないことに対しては、なかなか理解できません。挫折を経験することで一回り大きくなり、他(ほか)の人のことをより深く考え、理解することができるようになります。自分より弱い立場の人のことを考えることができるようになります。
112. ストレスフリー。
「ストレスフリーな世界があったらいいな。そんな世界があったら幸せになれるのに・・・。」と思ったことがありませんか?
本当にそうでしょうか?
ストレスがない世界などはありませんが、本当はストレスが全くない世界は魅力のない世界です。人はストレス(壁や障害、学習、新しいことへの取り組み、失敗・・・)を乗り越えることにより達成感や幸せを感じることができ、人間としての器も大きくなっていきます。恋愛のことを考えればよく理解できます。障害があればあるほど燃え上がり、成就されれば幸せは最高潮に達します。人は壁(ストレス)があったら、それを乗り越えることで喜びを感じるように創られているのです。
少し考えてみてください。何もしないでも何でも手に入(はい)る状態だったら、当たり前のことになってしまい、喜びも幸せも達成感も全く生まれて来ないことが分かると思います。
ストレスを大きく感じるのも、小さく感じるのも、プラスにするのも、マイナスにするのも自分が決めることです。同じ事柄でも自分の受け取り方で、そのことが表す意味合いが180度違ってくるのです。
ストレスの大きさは決して他人が作り出すものではありません。ストレスは自分が感じ、作り出すものです。
小さな壁(ストレス)を乗り越えることで幸せや達成感を感じることができます。それを繰り返し、繰り返し行っていると、あるとき振り返ってみたら、知らない間に大きな壁を乗り越えていたことに気づきます。そして大きな幸せをつかんでいます。
113. 心(魂)に話しかける。
人に話しかけるときには、どのように話しかけていますか。相手の心(魂)に話しかけることを意識していますか。その人の心に向かって話しかけてください。単に言葉を発するだけでは、あなたが持っている感動を相手に伝えることができません。言葉はコミュニケーションの重要な道具ですが、それだけではあなたの熱い気持ちは十分には伝わりません。相手の心に向かってあなたの言葉に気持ちをたくさん込めて話しかけてください。あなたの心の感動を相手の心に共鳴させてください。
114. 心が折れそうなとき。
心が折れそうなとき、疲れはてて泣きそうなとき、寂しくてたまらないとき、不安でたまらないときには、思いっきり泣いていいのです。落ち込ときにはとことん落ち込んでいいのです。我慢しなくていいのです。そうすることで自分を解放することができます。我慢することで心の中に不安を溜め込んでいきます。心の中に溜め込むことができなくなったときに不安が爆発してしまいます。
落ち込むとこまで落ち込むと、あなたの心はちょっぴりすっきりします。そこからポジティブに転換するのです。
人の心は強くもあり、弱くもあります。自分の中の弱い自分も認めてあげましょう。常に強くあり続ける必要はありません。
115. 心乱すもの。
あなたの心を乱すものは何ですか?
心乱すものを自分の中で作り出していませんか?
自分の中で不安を大きくしていませんか?
その不安は本当に現実のものですか?
あなたの心の中をよーく観察してみてください。
あなたが不安に意識を集中させてしまうと心が乱れてしまいます。心が乱れてしまうとあなたの実力が出ません。物事を行うときは心が平静でなければうまくいきません。あなたがやるべきことに意識を集中させることで心の波風を沈めることができます。
あなたの心を乱すものは何ですか?
116. 何に投資していますか?
あなたの人生で最も大切なものに投資してください。
自分の人生でもっとも大切なもの・・・?
自分自身に投資するのです。人はよく自分以外のものに投資をしようとしますが、最も大きなリターンを期待できるのが自分自身に投資することです。リターンとは単にお金のことのみを意味しているのではありません。人間的な成長、金銭的なこと、人生における幸せや満足、達成感などたくさんのものが期待できます。過去の偉大な人々はすべて自分自身に投資をしてきた人です。
今日あなたは自分自身にどんな投資をしましたか?
117. 心から幸せを感じるためには・・・。
本当の心からの幸せを手にするためには、自分自身の人間性を高めるところから始まります。ただ単に欲しいものが手に入ったとか、昇進したとか、昇給したとかいうことで感じる幸せは底の浅いものです。本当の心からの幸せは自分を高めることからしか感じることはできません。逆に自分を高めていく過程で、欲しいものが手に入ったり、収入が伸びたりします。つまり自分を高めていくと両方の幸せが手に入(はい)るのです。
ただ単に日々を過ごしていては何の感動も満足も幸せも感じることはできません。目的意識を持ち、怠惰(たいだ)な自分に妥協しないで自分自身を高めていく努力をしましょう。自分の目の前の日々の仕事の中から本当の自分を探すのです。
118. あなたの形。
自分という円を想像してください。それがあなたの原型です。
たとえば自分を成長させる一冊の本を読んだとします。そうすると小さな円ができます。もう一冊同じ分野の本を読んだり、セミナーに参加したりします。そうすると小さな円が少し膨らみます。これを繰り返していくとだんだん大きな円になっています。この円を増やしたり、大きくすることがあなたの人間としての付加価値を高めていくことなのです。
あなたの原型の円を中心にして、たくさんの円を作ることは、たくさんの新しいことを学ぶことです。学ぶのは、どんな時にも、どんな場所でも、あなたの考え方次第で可能です。たくさんの新しい円はあなたのいろんな分野での経験や知識を表しています。一つひとつの円を大きくすることは、ひとつの分野での知識や経験を増やし、専門性を深めていくことです。
たくさんの円を増やしていくのもあなたの流儀、一つの円を大きくしていくのもあなたの流儀です。どちらもあなたを形作(かたちづく)る個性であり、あなたという器の容量を大きくしていくということです。いつまでも原型のままのあなたには誰も魅力を感じません。
もし、あなたが今行っている仕事を止めてもほかの人があなたの代わりをまったく問題なくやることができるなら、それはあなたが行っていた仕事に対して成長していなかったということです。あなたはずっと原型のままだったということです。あなたが成長して独自の世界を作ることができていたら、どんな仕事でもあなたがいなくなった穴は誰にも埋めることができません。そんなあなたに人々は大きな魅力を感じるのです。
119. 部下(後輩)の仕事
・ 自分だけの考えで勝手に行動しない。組織には組織のやり方があります。自分が良かれと思ってとった行動も間違った選択かもしれません。上司(先輩)に報告し、相談しましょう。自分の判断だけで決定してはいけません。
・ あなたが新人なら先輩や上司の真似をしましょう。特に成績優秀な先輩の真似をしましょう。まず真似をすることです。あなた独自のものを作りたいと思っていても、それを一から作ることは大変な労力が要ります。まず先輩の真似から始めましょう。無駄なエネルギーを使わなくてすみますし、早く上達します。余ったエネルギーを自分独自のものを作り出すことに向けることができます。
・ 与えられた仕事はどんなに些細な仕事でも愚痴などを言わずに一生懸命に取り組むこと。些細な仕事に一生懸命取り組むことで大切なことが見えてきます。
・ 先を読んで行動する練習をしましょう。予測する能力は大切な能力です。この能力も訓練することで伸ばすことができます。
・ 上司に相談するときに自分なりの方法を話せるように考えましょう。相談するときにどう行動したらいいかを聞くだけではあなたの能力は伸ばすことはできません。解決法を自分でまず考え、その考えを持って上司に相談しましょう。解決の方法を考えることであなたの能力を伸ばしていくことができます。
・ 周りとの協調が取れているかを確認しましょう。何かを行動に移すときは周りの人の協力が必要です。いつも周りとの協調を考えておいてください。自分を殺して周りに流される必要はありませんが、協調することは大切です。周りの人が自分と一緒に行動してくれることは、周りの人が協調してくれているということです。
・ いつ任されてもいいように自分にはまだ早いと思えることも陰で着々と準備をしておきましょう。自分ならこの事案をどう解決するかということを常に自分なりに考えておくことです。そう訓練しておくことでチャンスが回ってきたときにつかみ取ることができます。言われてから準備をするのでは遅いのです。
・ 相手がどう感じているかを察する能力を高めましょう。相手がどう感じ、何を考えているのかを理解することは大切です。
・ 世の中の流れを感じ取ることができるようにしましょう。世の中に逆らっては何の成果も生むことはできません。エネルギーを失うだけです。逆らうということと1歩先を行くということは似ているようで違っています。違いに気づいていてください。
・ あなたの評価は周りの人が決めます。自分が決めることはできません。評価を気にしすぎる必要はありません。評価のみを気にかけてしまうと評価を上げることに意識が向いてしまい、仕事の本質を見失ってしまいます。
120. 自分を甘やかすのは止めましょう。
この世の中で自分を鍛えることができるのは自分しかいません。自分を成長させられるのは自分だけなのです。周りの人は何もしてあげることはできません。あなたがどんなに尊敬している師匠から有益なアドバイスをしてもらったとしても、そのアドバイスを聞くだけではあなたの成長はありません。自分の中で自分なりに解釈し、それを糧に自分を鍛えないといけません。あなたの心の準備ができていなければまったく「猫に小判」状態です。かえって余計なお世話と思ってしまうかもしれません。自分を成長させてくれる本やセミナーに出合っても、それにあなたが気づき、やる気を起こさない限り、まったく無意味なものになってしまいます。目の前に宝の山が存在していても、そのことの重要性に気づいていない人にとっては存在していないのと同じことなのです。そのことに気づく能力を高めてくれるのが自分を鍛えることなのです。
自分を甘やかしていけません。自分成長させることができるのは自分以外にはいないのです。
121. ノルマ。
本来、ノルマは、人に強要するものではありません。自分を高めていくために自分自身が決めて、行動するためのものです。
2010年12月20日
生きることは、自分との闘いです(4)
83. これは常識(当たり前)と思っていることを疑え。
あなたが、今、常識だと思っていることは本当に正しいことですか?新しく、すばらしいことは、すべて常識を疑って、覆(くつがえ)すことから始まります。このことは歴史が教えてくれています。常識の中で安穏(あんのん)と生活することは常識を疑わないことです。常識と言われていることと自分の感覚とのギャップを感じることができるように常に感性を鋭く尖らせておいていてください。そのギャップが成長の源です。
世間の常識が正しいということには何の根拠もありません。今の常識は、昔の非常識です。疑うことから新しいことが始まり、活力が生まれてきます。
しかし、自分の考えを他(ほか)の人に無理に押し付けたり、迷惑をかけるのは止めましょう。自分の中でじっくり検証することが必要です。
84. 日常の仕事(出来事)に常に新しい発見をする。
日々の些細な仕事の中に新しいことを発見する新鮮な目を常に持ちましょう。日々のどんな簡単な仕事の中にも、あなたを成長させてくれる新しいことがたくさん潜んでいます。あなたがそれを見つけることできるかどうかであなたの成長が決まり、日々の充実度が変わってきます。たとえ全く同じだと思えることにさえ、あなたの気づきと工夫が必要です。工夫するためには新しいことを発見する目が必要です。あなたも日々変化しているのです。
85. 今の状態に安住していませんか?
現状に安住していませんか。現状に安住できる理由は何ですか。あなたが、今立っているところは安全なところですか。意外といつ崩れ落ちるかもしれない崖っぷちに立っているのかもしれません。怖がる必要はありませんが、いい意味での危機感を持ちましょう。常に上に向かって変化していくことを考えておいてください。止まることは衰退を意味します。
86. 奇跡
どんなに強く願っても行動を起こさないかぎり奇跡は起きません。あなたの自分を信じる心と強い思い、そして継続的な日々の努力によって奇跡が生まれます。
87. 自由度が低くなった(考えが硬直化した、規則で縛られた)ら、その組織(社会)の成長は見込めません。
上下関係や役割を超えて、自由に意見が言える組織には成長があります。なぜなら成長は混沌の中から生まれるからです。理路整然としたところからは、もはや成長は見込めません。冷えていくのみです。
組織は長年経過するといろいろな規則が出来上がり、理路整然と整っていきます。このことはいいことでもあるのですが、悪いことでもあります。決まりごとが多くなり、規則を重視しすぎると自由な発想ができなくなります。また、意見も自由に発言しにくくなります。規則には人間が新しいこと考えようとすることを停止させる力があります。
自由度が低くなくなると、組織は日々変化している社会や人々の変化について行けなくなって、今までは受け入れられていたことが社会に受け入れられなくなってしまいます。規則性がある中にも、常に自由な発想のできる、自由に意見が言える組織になるように心がけましょう。
つまらない、とんでもない、実現できないと思える発想や意見ほど成長につながります。
88. シンプルに考える。
『物事は限り単純化されるべきであり、しかし、ただ単純なだけでは不十分である(アルベルト・アインシュタイン)。』
アインシュタインが特殊相対性理論の帰結として発表したE=mc²(ある物体のエネルギー=質量×光の速度の2乗)もとてもシンプルです。
シンプルに考えましょう。シンプルに行動しましょう。複雑に考えると、さも難しいこと、大変なことをしている錯覚に陥ってしまいます。複雑なことは行動に移すことが難しいですが、シンプルに見ることができたら行動へ移すことは簡単です。物事はシンプルに考えることによってうまくいきます。複雑に見えることもシンプルなことの集りです。
89. かえる。
「初心に帰る」、「原点に返る」という言葉があります。迷ったら、行き詰ったら、あなたの原点に返りましょう。焦(あせ)る必要はありません。焦る気持ちが、あなたが進むべき道を見えなくしてしまっています。時間は十分にあります。ゆったりとした気持ちを持って、本当は何をしたかったのか、どこへ行きたかったのかを立ち止まって、静かに思い出してみてください。そこにあなたが欲しかった答えが、待っています。そのことを思い出すことでもう一度、力が、勇気が、湧いてくることでしょう。
90. 低いところに留まらない。
常に昨日の自分より少しだけ高いところを目指してください。いきなり今よりずっと高いところへは行けません。日々、少しずつ高いところへ登っていくのです。
現状を維持しようという意識は、もう下降線に入っているということを意味しています。低いところで満足してはいけません。あなたの中には、まだ眠っているすばらしい能力がたくさんあるはずです。その能力を発揮することでイキイキと生きることができるのです。
91. 気が利かないと言われたことはありますか。
気が利かないことは、注意力が足りないということです。物事の隅々まで観察する習慣を身につけましょう。
人間の脳は自分の興味のあるものだけを見、聞きたいものだけを聞き、考えたいことだけを考えるようにできています。自分にとって都合のいいようにできているのです。ひとつのものをいろんな角度から詳しく観察することができるようになることが大切です。最初のうちは時間がかかるかもしれませんが、だんだん慣れて早くできるようになります。
ひとつのものもたくさんの面を持っていることに気づいてください。そして気づいたことを人のために役立てるためにはどうしたらいいかを考えましょう。
92. 恐れるものは?
あなたが恐れるものは何ですか?
死? 病気? 失敗? 恥? お金?・・・。
あなたが恐れないといけないものは、行動しないこと、新しいことへ挑戦しないことです。
93. 自分から飛び込め。
待っていても自分の希望することは何も起きません。新しい環境や新しいことへ取り組むときは自分から飛び込んでいきましょう。ドキドキするかもしれませんが、勇気を出して飛び込んでみると、意外と優しく受け止めてもらえると思います。自分の中で不安を大きくしてはいけません。
94. 今の自分に生まれてきてよかったと心から思えますか?
もし、今、そう思えなかったら、今すぐそう思えるように生きることを心がけてください。自分の大切な時間を日常の仕事や出来事に流されないようにしましょう。仕事をするということが、流されるということはではありません。流されるということは、今取り組んでいること(仕事や勉強など)に対して、自分の気持ちをこめず、真剣に取り組むことをしないで、ただ単に惰性でこなすということです。気づいていない人が多いのですが、大半の人々は日々の仕事に流されています。惰性で生きている人がたくさんいます。
本当に今の自分に生まれてきて良かったと思えるためには、日々、自分を大切にして生きなければいけません。真剣に生きることで、初めて今の自分に生まれてきてよかったと思うことができるのです。自分の目の前のことに全力を注ぐことです。
あなたはこの世の中で唯一で大切な存在です。そして、あなたの人生は、あなたにしか創ることはできません。
95. 悪口、陰口を言わない。
人のことを話題にするときは、その人がいないところで使う言葉ほど気をつけてください。今話していることは、その人が目の前にいても話せることですか?もちろん、悪口や陰口は言ってはいけませんが、悪口や陰口でなくても、その人が目の前で聞いていると思って話をしてください。今話していることが、その人が聞いてどう思うかを考えて話をしましょう。
人は同じことを聞いても直接聞くのでなく、間接的に聞くほうがより強く感じ、深く心に残ります。日ごろ親しくしている人からの間接的な非難や悪口を聞いたら、その人はあなたに対してどんな思いを抱(いだ)くでしょうか。それとは逆に、あなたが快く思っていなかった人から、人づてにあなたのいい評価を聞いたらどんな感じを受けますか。
人のことを話題にするときには、いいことだけを口にしましょう。あなたが話す言葉があなたの品格です。
96. 書き留める。
あなたの頭の中に閃(ひらめ)いたすばらしいアイデアは、すぐに書き留めておきましょう。書き留めておかないとすぐに潜在意識の世界へ帰っていってしまいます。潜在意識の世界からの贈り物は大切にしてください。とても現実的でないというようなことでも大切な事柄です。すぐに書き留めましょう。きっとあなたの行動のヒントになることでしょう。
97. 法(規則)は根本的な問題解決はしてくれない。
人間は感情の生き物です。法(規則)的に問題がなくても、感情で納得できなければ動いてはくれません。問題はいつまでも燻(くすぶ)ってしまいます。法的に問題があっても、感情面で納得していれば問題は発生しにくくなります。喜んで一肌脱いでくれる人もいるのです。
法(規則)に合致しているからといって強引に物事を推し進めてしまうと問題が発生してしまいます。その人の能力も半減してしまい、十分に発揮されません。
98. 驕り高ぶる。
今が順調に行っているからといって、今と同じ事を行っていて、いい状態が永遠に続くことが約束されているわけではありません。驕(おご)り高ぶることは、思考を停止させ、油断してしまうことです。しかも、周りからの意見も受け入れないので、外の社会から遮断されてしまいます。永遠に変わっていく世の中の流れのなかで、思考を停止させてしまうことは、時代から取り残されてしまうことを意味しています。
もしあなたがベテランなら今の仕事を始めたときのことを思い出してみましょう。期待と不安の入り混じったゆらぐ気持ちの中で、どうしたらいいかを必死で考え、周りからいろんなことを吸収していたはずです。そのゆらぎの中であなたの成長が持続されていたことを思い出してください。
あなたのその鋭敏な頭脳も驕り高ぶることで判断を誤ってしまいます。
99. かしこいお客になる。
気持ちのいいサービスを期待するなら、気持ちのいいお客にならないといけません。高価なものを購入するからといって、そのお店にとって、その人がいいお客であるとは限りません。高価なものを購入するということではなくても、そのお店にとって気持ちのよいお客さんであることです。この人には、特別いいサービスをしてあげたいと思わせるように行動することです。気持ちのいいお客さんとはどういうことなのかを考えてみましょう。
100. 面子。
今、「面子がつぶれる」と、思っている人は、その面子はそんなに大切なものでしょうか?過去に、「面子を保つ」という言葉のために多くの失敗を繰り返し、改善、成功の機会を失くしてきたことを考えてみましょう。面子を保つために大切なものを失くしてしまったことに気付いてください。素直になって、見栄や面子という硬い殻を破ることができるなら、あなたは自由になり、さらに成長を続けることができることでしょう。面子を捨て、一枚殻を破ることが、あなたの強さの証(あかし)です。
101. 欠点。
あなたは自分の欠点を知っていますか?人は誰でも欠点を持っています。あなたが自分の欠点は何か、どこか判っていることは幸せなことです。欠点を持っていることに対しては悩まなくていいのです。欠点は逆から見たら長所として見る事もできるからです。欠点があることを意識して行動すればいいのです。むしろ欠点が判っていないことのほうが問題です。
あなたが、今、常識だと思っていることは本当に正しいことですか?新しく、すばらしいことは、すべて常識を疑って、覆(くつがえ)すことから始まります。このことは歴史が教えてくれています。常識の中で安穏(あんのん)と生活することは常識を疑わないことです。常識と言われていることと自分の感覚とのギャップを感じることができるように常に感性を鋭く尖らせておいていてください。そのギャップが成長の源です。
世間の常識が正しいということには何の根拠もありません。今の常識は、昔の非常識です。疑うことから新しいことが始まり、活力が生まれてきます。
しかし、自分の考えを他(ほか)の人に無理に押し付けたり、迷惑をかけるのは止めましょう。自分の中でじっくり検証することが必要です。
84. 日常の仕事(出来事)に常に新しい発見をする。
日々の些細な仕事の中に新しいことを発見する新鮮な目を常に持ちましょう。日々のどんな簡単な仕事の中にも、あなたを成長させてくれる新しいことがたくさん潜んでいます。あなたがそれを見つけることできるかどうかであなたの成長が決まり、日々の充実度が変わってきます。たとえ全く同じだと思えることにさえ、あなたの気づきと工夫が必要です。工夫するためには新しいことを発見する目が必要です。あなたも日々変化しているのです。
85. 今の状態に安住していませんか?
現状に安住していませんか。現状に安住できる理由は何ですか。あなたが、今立っているところは安全なところですか。意外といつ崩れ落ちるかもしれない崖っぷちに立っているのかもしれません。怖がる必要はありませんが、いい意味での危機感を持ちましょう。常に上に向かって変化していくことを考えておいてください。止まることは衰退を意味します。
86. 奇跡
どんなに強く願っても行動を起こさないかぎり奇跡は起きません。あなたの自分を信じる心と強い思い、そして継続的な日々の努力によって奇跡が生まれます。
87. 自由度が低くなった(考えが硬直化した、規則で縛られた)ら、その組織(社会)の成長は見込めません。
上下関係や役割を超えて、自由に意見が言える組織には成長があります。なぜなら成長は混沌の中から生まれるからです。理路整然としたところからは、もはや成長は見込めません。冷えていくのみです。
組織は長年経過するといろいろな規則が出来上がり、理路整然と整っていきます。このことはいいことでもあるのですが、悪いことでもあります。決まりごとが多くなり、規則を重視しすぎると自由な発想ができなくなります。また、意見も自由に発言しにくくなります。規則には人間が新しいこと考えようとすることを停止させる力があります。
自由度が低くなくなると、組織は日々変化している社会や人々の変化について行けなくなって、今までは受け入れられていたことが社会に受け入れられなくなってしまいます。規則性がある中にも、常に自由な発想のできる、自由に意見が言える組織になるように心がけましょう。
つまらない、とんでもない、実現できないと思える発想や意見ほど成長につながります。
88. シンプルに考える。
『物事は限り単純化されるべきであり、しかし、ただ単純なだけでは不十分である(アルベルト・アインシュタイン)。』
アインシュタインが特殊相対性理論の帰結として発表したE=mc²(ある物体のエネルギー=質量×光の速度の2乗)もとてもシンプルです。
シンプルに考えましょう。シンプルに行動しましょう。複雑に考えると、さも難しいこと、大変なことをしている錯覚に陥ってしまいます。複雑なことは行動に移すことが難しいですが、シンプルに見ることができたら行動へ移すことは簡単です。物事はシンプルに考えることによってうまくいきます。複雑に見えることもシンプルなことの集りです。
89. かえる。
「初心に帰る」、「原点に返る」という言葉があります。迷ったら、行き詰ったら、あなたの原点に返りましょう。焦(あせ)る必要はありません。焦る気持ちが、あなたが進むべき道を見えなくしてしまっています。時間は十分にあります。ゆったりとした気持ちを持って、本当は何をしたかったのか、どこへ行きたかったのかを立ち止まって、静かに思い出してみてください。そこにあなたが欲しかった答えが、待っています。そのことを思い出すことでもう一度、力が、勇気が、湧いてくることでしょう。
90. 低いところに留まらない。
常に昨日の自分より少しだけ高いところを目指してください。いきなり今よりずっと高いところへは行けません。日々、少しずつ高いところへ登っていくのです。
現状を維持しようという意識は、もう下降線に入っているということを意味しています。低いところで満足してはいけません。あなたの中には、まだ眠っているすばらしい能力がたくさんあるはずです。その能力を発揮することでイキイキと生きることができるのです。
91. 気が利かないと言われたことはありますか。
気が利かないことは、注意力が足りないということです。物事の隅々まで観察する習慣を身につけましょう。
人間の脳は自分の興味のあるものだけを見、聞きたいものだけを聞き、考えたいことだけを考えるようにできています。自分にとって都合のいいようにできているのです。ひとつのものをいろんな角度から詳しく観察することができるようになることが大切です。最初のうちは時間がかかるかもしれませんが、だんだん慣れて早くできるようになります。
ひとつのものもたくさんの面を持っていることに気づいてください。そして気づいたことを人のために役立てるためにはどうしたらいいかを考えましょう。
92. 恐れるものは?
あなたが恐れるものは何ですか?
死? 病気? 失敗? 恥? お金?・・・。
あなたが恐れないといけないものは、行動しないこと、新しいことへ挑戦しないことです。
93. 自分から飛び込め。
待っていても自分の希望することは何も起きません。新しい環境や新しいことへ取り組むときは自分から飛び込んでいきましょう。ドキドキするかもしれませんが、勇気を出して飛び込んでみると、意外と優しく受け止めてもらえると思います。自分の中で不安を大きくしてはいけません。
94. 今の自分に生まれてきてよかったと心から思えますか?
もし、今、そう思えなかったら、今すぐそう思えるように生きることを心がけてください。自分の大切な時間を日常の仕事や出来事に流されないようにしましょう。仕事をするということが、流されるということはではありません。流されるということは、今取り組んでいること(仕事や勉強など)に対して、自分の気持ちをこめず、真剣に取り組むことをしないで、ただ単に惰性でこなすということです。気づいていない人が多いのですが、大半の人々は日々の仕事に流されています。惰性で生きている人がたくさんいます。
本当に今の自分に生まれてきて良かったと思えるためには、日々、自分を大切にして生きなければいけません。真剣に生きることで、初めて今の自分に生まれてきてよかったと思うことができるのです。自分の目の前のことに全力を注ぐことです。
あなたはこの世の中で唯一で大切な存在です。そして、あなたの人生は、あなたにしか創ることはできません。
95. 悪口、陰口を言わない。
人のことを話題にするときは、その人がいないところで使う言葉ほど気をつけてください。今話していることは、その人が目の前にいても話せることですか?もちろん、悪口や陰口は言ってはいけませんが、悪口や陰口でなくても、その人が目の前で聞いていると思って話をしてください。今話していることが、その人が聞いてどう思うかを考えて話をしましょう。
人は同じことを聞いても直接聞くのでなく、間接的に聞くほうがより強く感じ、深く心に残ります。日ごろ親しくしている人からの間接的な非難や悪口を聞いたら、その人はあなたに対してどんな思いを抱(いだ)くでしょうか。それとは逆に、あなたが快く思っていなかった人から、人づてにあなたのいい評価を聞いたらどんな感じを受けますか。
人のことを話題にするときには、いいことだけを口にしましょう。あなたが話す言葉があなたの品格です。
96. 書き留める。
あなたの頭の中に閃(ひらめ)いたすばらしいアイデアは、すぐに書き留めておきましょう。書き留めておかないとすぐに潜在意識の世界へ帰っていってしまいます。潜在意識の世界からの贈り物は大切にしてください。とても現実的でないというようなことでも大切な事柄です。すぐに書き留めましょう。きっとあなたの行動のヒントになることでしょう。
97. 法(規則)は根本的な問題解決はしてくれない。
人間は感情の生き物です。法(規則)的に問題がなくても、感情で納得できなければ動いてはくれません。問題はいつまでも燻(くすぶ)ってしまいます。法的に問題があっても、感情面で納得していれば問題は発生しにくくなります。喜んで一肌脱いでくれる人もいるのです。
法(規則)に合致しているからといって強引に物事を推し進めてしまうと問題が発生してしまいます。その人の能力も半減してしまい、十分に発揮されません。
98. 驕り高ぶる。
今が順調に行っているからといって、今と同じ事を行っていて、いい状態が永遠に続くことが約束されているわけではありません。驕(おご)り高ぶることは、思考を停止させ、油断してしまうことです。しかも、周りからの意見も受け入れないので、外の社会から遮断されてしまいます。永遠に変わっていく世の中の流れのなかで、思考を停止させてしまうことは、時代から取り残されてしまうことを意味しています。
もしあなたがベテランなら今の仕事を始めたときのことを思い出してみましょう。期待と不安の入り混じったゆらぐ気持ちの中で、どうしたらいいかを必死で考え、周りからいろんなことを吸収していたはずです。そのゆらぎの中であなたの成長が持続されていたことを思い出してください。
あなたのその鋭敏な頭脳も驕り高ぶることで判断を誤ってしまいます。
99. かしこいお客になる。
気持ちのいいサービスを期待するなら、気持ちのいいお客にならないといけません。高価なものを購入するからといって、そのお店にとって、その人がいいお客であるとは限りません。高価なものを購入するということではなくても、そのお店にとって気持ちのよいお客さんであることです。この人には、特別いいサービスをしてあげたいと思わせるように行動することです。気持ちのいいお客さんとはどういうことなのかを考えてみましょう。
100. 面子。
今、「面子がつぶれる」と、思っている人は、その面子はそんなに大切なものでしょうか?過去に、「面子を保つ」という言葉のために多くの失敗を繰り返し、改善、成功の機会を失くしてきたことを考えてみましょう。面子を保つために大切なものを失くしてしまったことに気付いてください。素直になって、見栄や面子という硬い殻を破ることができるなら、あなたは自由になり、さらに成長を続けることができることでしょう。面子を捨て、一枚殻を破ることが、あなたの強さの証(あかし)です。
101. 欠点。
あなたは自分の欠点を知っていますか?人は誰でも欠点を持っています。あなたが自分の欠点は何か、どこか判っていることは幸せなことです。欠点を持っていることに対しては悩まなくていいのです。欠点は逆から見たら長所として見る事もできるからです。欠点があることを意識して行動すればいいのです。むしろ欠点が判っていないことのほうが問題です。